ダイニングテーブルを作る

2017.09.01


 
飛騨古川にあるFabCafe Hidaの工房を借りて、
楓・栗・胡桃・楢・桜といった天然木を継ぎ合わせて、
大きなダイニングテーブルを作ってきました!
 
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家族が一緒にゴハンを食べる食卓は、
住まいの中心だと思います。
 
家全体を設計しながらも、
食卓空間を切り離して考えることはありません。
 
配置・大きさ・形状・素材などを検証し、
そのご家族ならではの食卓を見出しているのですが、
「森の山荘」に置く食卓では、
似た環境の飛騨産広葉樹で製作することを提案しました。
 
国産天然木は枯渇してしまっていて高価な印象ですが、
実情はむしろ正反対の問題を抱えています。
 
以外なことに
日本の広葉樹林業はまだまだ未墾の産業。
 
伐採期の樹木が沢山あり過ぎて、
森が圧死してしまう曲面を迎えているそうです。
 
生物多様性の観点からも、
資源活用していくことが望まれています。
 
広葉樹林業に取り組む飛騨市では、
間引きした小径木を安価に流通させようと試みています。
 
小ぶりな材は使い途がないとされ、
これまで破棄されていたというから驚きですが、
こうした材を私たちが積極的に活用していけば
日本の森を元気にしていくことに繋がります。
 

 
工房に並ぶ工作機器
これらを駆使して製作しています。
残念なことに写真を撮っていませんが、
このテーブルは私が自ら製材から加工しています。
 
飛騨の天然木テーブル製作致しますので、
ご興味ある方は教えてください。
 
ざっくりとした値段感ですが、
無印良品のオーダー無垢材テーブルより
少し高い位の価格で承れると思いますので、
お気軽にご相談ください

 

FabCafe Hidaの中庭で仮組み立て
1150×1600と変則的なサイズですが、
大人8人が囲っても問題ないように調整したモノです。