新百合ヶ丘にあったオールハート動物病院から町田市金井への新築移転計画をお手伝いさせて頂きました。移転に伴い診療体制をリファーラル（紹介制）へと変更したいとの医院長の要望を受けて、高度な医療処置をスムーズに執行出来るように、機能面を入念にチェックしながら設計を進めました。

各階に必要とされる役割の違いをそのまま建物の形態へと反映させて、

高度医療の拠点に相応しいデザインになるように努めました。

心臓部の2階。中央に処置シンクを置き、右手に手術室、奥にＣＴとＭＲＩを完備。

左手側はＩＣＵと入院ゲージが置かれています。

リファーラルセンターとは：

欧米では一般的な医療体制であるが、日本ではあまり例が多くない。

より専門的な治療が必要とされる場合、専門医がかかりつけの獣医師とのチームアップで処置を行う。専門医とかかりつけ医を区分することで、診療体制の充実化を図っていく位置づけの病院をリファーラルセンターと呼ぶそうです。