道と街を考える _ 中学校で先生をしてきました。
2016.07.10
たまプラーザの横浜市立美しが丘中学校にて社会科の先生をして参りました。
AOBA + ARTが授業支援を行っており、今年度は私が講師を勤めることになった次第です。
夏休みの宿題:「自分達の街を調べ『未来の我が街新聞』を作る」に連動した授業で、
「街づくり」への関心を高める役割でした。
「けものみち」から道の起源を見直し、
道が新しい「街」を生み出すこと、街が新しい「道」を生み出すことを考え、
「道の在り方」が街やコミュニティーに与える影響について生徒と話合いました。
たまプラーザの街には、
ラドバーン(歩車分離)とクルドサック(袋小路)という特殊な「道」が導入されています。
「田園都市」構想の推進に向けて、大きな希望が託された「道の在り方」でした。
この街が生まれて半世紀。
そんな特別な「道」のある街で育った子供たちは、どんな未来像を描くのでしょうか?
途中、アーティストの谷山恭子さんにもオランダからスカイプにて参加して貰い、
「社会的な背景の違い」と「街の在り方の違い」についても一緒に考えました。
無事に役目を果たせたかは判りませんが、とても有意義で貴重な機会を頂きました。