絆の椅子 中学校でのワークショップ
「総合的な学習の授業」の講師として、宮城県古川市の中学校で行ったワークショップ。
200人の生徒と一緒に「ベンチ」を作ったもので、
塗装や工作などの作業に加え、ベンチの配列・設置場所などの検討も生徒ともに行いました。
グループ単位で作った一つのパーツは単体では自立しませんが、
他のグループが作ったモノと繋げていくと徐々にベンチが形成されていきます。
ボルトで連結させているだけなので結合も切り離しも容易に可能な為、
円やS字などベンチ・アレンジを変えられます。
今後は、メンテナンスやパーツの作り変え・交換といった新陳代謝を代々と繰り返しながら、
先輩から後輩へと受け渡していけるようになっています。
校内に、ちょっと座れるベンチが置かれただけなのですが、
あちらこちらに「語りの場」が生まれていきました。
部活のミーティング、帰りの待ち合わせ、昼寝、、。
「人が集う場をつくること」=「建築」
ベンチは、立派な建築であると学ばせて貰いました。
Location : Furukawa・宮城県古川市
Completion : Sept. 2007
workshop in school
Completion : Sept. 2007
workshop in school