● ご依頼を頂く前に
ご相談の内容に関わらず、先ずはお気軽にお問い合わせください。
詳しくお話を伺わせて頂きながら、弊社がお役に立てる事をお伝え致します。
初期段階にて相談料の類いは頂いておりません。
業務内容や設計料などをご納得頂いてから、ご依頼を受け賜っております。
● 設計の進め方について
弊社ではコンカレントにスタディーを進めています。
問題を一つ一つ解決していくと視野を狭めてしまうことから、次元の異なる課題と並行に向き合って可能性を広げています。
ご相談内容に合わせて検証手法をゼロから組み直し、視座を変えながら多角的にスタディーを積み重ねています。
● 進行課程の共有について
模型・CGシミュレーション・スケッチなど様々なメディアを使ってスタディーの進行具合を可視化致します。状況をご理解頂きつつ、取り組む課題をお客様と共有しながら設計を進めて参ります。
● 設計・監理料について
一般的な料率体系を取っておりますが、内容や条件などを十分に確認し合って、ご納得頂ける金額を提示させて頂いおります。
● 設計プロセス:希望ヶ丘の家
検証と模索を繰り返しながら、お客様が望む最適解を見出していきます。
初期段階:小さなスタディー模型を沢山作りながらアイデアを広げています。
スキップフロアーの複雑な床構成を模型化。理解度を深めて貰いました。
断面構成のスタディー模型:壁を失くして縦方向に空間をつなげ、屋根を丸くトリムして流動感を強調してみる。
断面構成のスタディースケッチ:階同志の繋がりや空間の広がりを検証。最終形に近いカタチ。
構造模型を作りながら合理化できるポイントを見出しています。構造をシンプルに整理し直すことで、コストを抑えつつ堅牢な構造にします。
● 設計プロセス:いつも日なた、いつも日かげの家
緯度・経度から、当該地における太陽の年間軌道をPC内に再現。
シミュレーションを通して、季節ごとに室内が必要とする日照量を屋根がコントロールするように調整しました。
● CGシミュレーション映像:室内に陽射しがどの様に射し込むか、季節毎にシミュレーションしています。
● 夏の日差し
屋根が日射をシャットアウト、日中ずっと日かげになる室内。
● 冬の日差し
日中ずっと日なたになる室内。9月15日~3月15日まで日が差します。
● 日照をコントロールする大屋根の方針が決定 → 屋根の支え方が課題に。細い木材をトラス状に組み上げることを検証し始める。
● 実寸模型を作って載荷試験を行う:仮想荷重となる砂袋を掛け、タワミ量の変化を1ヶ月間観測。机上の理論を実証で裏付けながら、製作面の問題点も洗い出した。
2バイ材でトラス梁を組んだ実寸模型
砂袋で荷重を掛ける。タワミは微少値で安定し、1ヶ月間変化は無かった。
● 実際の上棟過程
● 設計プロセス:安佐南の家
模型と共に打合せ。
図面だけでは判り難い「立体的な構成や空間」を模型で確かめて貰いながら、打合せを行っています。
LDKに吹抜けとテラスを繋げ広がりを演出する方針を検証
吹抜けが上方から光を採り入れ、テラスが外部へとフロアーを広げます。
● 模型と図面による打合せ
2台分の駐車場を確保しながら、床面積を確保する方法を模索。
最終計画では木造・3階建てとし、
コストを抑えながら、広がり感の得られる構成となっています。
7月6日 | study plan_3
木造2階建てにロフトスペースを載せ建築費を抑えていく方向を模索
・車2台の縦列が不便
・LDKが窮屈である
・子供部屋・トイレなどの配置が落ち着かない
7月20日 | study plan_4
1階にLDKを置き、吹抜けで明るさを採る方法を模索
・駐車場が未解決
・LDKを外と繋げたい
→3階建ての検証を始める
9月27日 | study plan_6
3 階建てに、縦列駐車の解消方法を模索
・2・3階が大きくなり木造から鉄骨造への変更が必要
・コストを抑えられるバランスを探る
10月20日 | study plan_8
木造・3階建てを模索
・コストから木造を最終方針とし、構造と内部構成の双方が合理的に織り合うポイントを探る → この後数回の打合せを経て最終採用案を決定した。
● 工事監理のプロセス:工事中は、週一回を目途に施工状況を確認しています。
地盤調査の立会い:建物を支える地盤はとても重要。調査地点を間違えないように立ち会っています。
地盤改良や杭工事の立会い:全施工に立会い、地盤調査と整合した結果を得られるか確認しています。
地盤改良等が不要と判定されても実際の支持層確認が重要。地盤調査結果と合わせてチェックしています。
基礎配筋のチェック:構造設計者と共に、設計通りに施工されているかを確認しています。
コンクリート打設の立会い:コンクリート配合が設計通りであるか、打設手順等も確認しています。
建て方:工事中盤における最も大事な工程。適切に施工がなされているか確認しています。
継ぎ手金物や耐震壁の施工が設計通りになされているか、全接合部を確認しています。
断熱材:十分な厚みがあるか、仕様は間違っていないかなどを確認しています。
設備配管のチェック:配管ルート・継ぎ目の処理などを確認しています。
屋根:雨仕舞いや防水処理が適切になされているかを確認しています。
内装工事:塗装や仕上げ材の施工が綺麗になされているかを確認しています。
造作家具の状況を確認しています。
キッチンの取り付け:給排水の接続なども含めて確認しています。
外構工事:工事も最終段階。外構だけでなく全体的に問題がないか見直しています。
植栽工事:樹種の選定も行っています。